2008年12月8日月曜日

日本再生酒場(新宿)

ピッグ、ブー! ピッグ、ブー! ピッグ、ブー!

(ピースした2本指を半分折り曲げながら空に掲げ)

おおぉぉ〜りゃあぁ〜〜、ブー!!!


と、円陣を組みながら己を奮い立たせ、
「今宵、モツを(美味しく)いただきに上がります」
と書かれたピッグカードを胸ポケットに忍ばせたら、うろつくは新宿東口。


こんにちブー。


さて、今回は新宿。
突き刺す8月と、伊勢丹の息が合わさる衝突地点、の裏側、
新宿末広亭そばの立飲み焼とん屋「日本再生酒場」さんでございまブー。


ブー。


「ブー」が気に入りました。






















日本再生酒場は、
昭和30年代、高度経済成長期の日本をテーマにした居酒屋。


店内には、ホーロー看板やソフビ人形、ブリキのオモチャが並び、
レトロな感じを演出しています。いわゆるコンセプト居酒屋です。



日頃は、自然な円熟味のスパイスがこれでもかっ!って効いた感じの
下町居酒屋を徘徊する僕としましては、コンセプト居酒屋なんて、
そんなアンタ騙されねぇぞ、オイ!なスタンスで傍観していたのですが、
聞けば日本再生酒場は、「もつやきと言えば」の名物店、調布い志井の
系列店というでは無いですかブー。
(立飲みブームの火付け役とも言われているようです)


という事は、御肉も信頼のおける御肉なのでは。


そんな期待を胸に、日本再生酒場の暖簾をくぐりました。


カウンターのみの店内。カウンターに陣取ります。


注文を取ってくれたのは、
昭和の仁侠映画から抜け出したような鋭い目つきの店員さん。

豆絞り鉢巻をキリリと締めつつ、
せわしげに店内をサササと動きまわっていました。



日本再生酒場の特徴は、ちょっと見かけない部位を出しているところ。
例えば・・・、ほうでん、さお、ぱい、ぶれいんず、などの部位です。
それぞれ何処なのかは、テキトーにググって下さい。その方が面白いから。

想定の範囲内でしたでしょうか?どうでしょうか?


「ほうでん」や「さお」はちょっとおいて置いて、
「ぶれいんず」はトライしてみようかなぁ・・・と思っていたのですが、
残念ながら既に売り切れていました。まだ夕方6時過ぎなのに。

珍しいものだけに売り切れるのも早いのでしょうか。


















結局、煮込み、白センマイ刺し、
それから、ガツ芯、シロ、テッポウの串を注文。
(2軒目の予定がありましたので、少なめに注文)


煮込みは、醤油ベースであっさり、
サラリとした煮汁は飲み干せるくらい優しいお味でした。
臭みは僅か〜にあるかな。モツ好きは気にならない程度です。

白センマイ刺しは、名前に偽りなしの白さ、透き通るような白い臓物です。
ネギ、ゴマと一緒にごま油で合えて塩味を付けてあります。
他で食べるセンマイよりも軽い歯ざわり、海藻のような食感でした。
また食べたくなる味です。


串も美味しかったですし、
ホントは、立ち飲み屋ってソワソワして落ち着かない僕ですが、
次は早めに来て、他のいろんなメニューを試してみたくなりました。

残念な点をあげるとすれば、ホッピーを置いていないところくらいです。


総評。期待して行っても大丈夫なお店だと思います。
白センマイは旨い、串焼きよりも刺身がオススメかも。
早めに行くが吉。ホッピービバレンツの営業努力に期待。





「い志井 日本再生酒場」新宿区新宿3-7-3 丸中ビル1F
営業時間:15:00-24:00 無休  Tel. 03-3354-4829

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